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あなたのみことばは, 私の 足のともしび, 私の 道の 光です.
詩篇 119:105

ヨハネの黙示録12:10-12(終末の時は悪魔がもっと賢い)

投稿者
tbic
投稿日
2024-05-06 12:32
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ヨハネの黙示録12:10-12『私は、大きな声が天でこう言うのを聞いた。「今や、私たちの神の救いと力と王国と、神のキリストの権威が現れた。私たちの兄弟たちの告発者、昼も夜も私たちの神の御前で訴える者が、投げ落とされたからである。兄弟たちは、子羊の血と、自分たちの証しのことばのゆえに竜に打ち勝った。彼らは死に至るまでも自分のいのちを惜しまなかった。それゆえ、天とそこに住む者たちよ、喜べ。しかし、地と海はわざわいだ。悪魔が自分の時が短いことを知って激しく憤り、おまえたちのところへ下ったからだ。」』

悪魔は12種類の名前で、聖書に出ます。悪魔(サタン)、竜、蛇、ベルゼブル、ベリアル、暁の子、明けの明星(ルシファー)、悪者、試みる者、この世の神、空中に権威ある者、この世の支配者(Satan, the Devil, the Dragon, the Serpent, Beelzebub, Belial, Lucifer, the Wicked one, the Tempter, the God of this World, the Prince of the Power of the Air, and the Prince of this World.)です。

私たちは悪魔について冗談を言ったり、軽く取り扱ってはなりません。間違って警戒心を解くなら、必ずやられますから気をつけてください。彼は人間が作ったどんな武器よりも、この世のどんな国よりも、もっと大きな力を持っています。彼は空中を支配する権利をアダムから奪い取った者で、特にこの世の雰囲気を支配します。

彼の主な目的は神の働きを妨害し、祈りの答えを邪魔します。またキリストの再臨を遅らせ、聖霊の働きを反対し、リバイバルを止めさせます。そして人の人生を破壊して、究極的には神様の一番偉大な創造物である人類を破壊することです。つまり人間を地獄につれて行くことです。

こういう風に、悪魔は恐ろしい者であり、敵対する者で、憎たらしい怪物です。しかし彼は自分を美しく、魅力的な存在として変身させます。もちろん悪魔に形があるわけではありません。つまり悪魔は霊ですが、彼はものすごく影響力があり、だいたい魅力的な人を通して働きます。そんなに魅力的な彼が自分の犠牲者をつかまった時は、ものすごく恐ろしい竜に変わります。その時は自分の正体を表して、その犠牲者をめちゃくちゃに破滅させます。

今日の本文、ヨハネの黙示録12:12は終末の時にサタンが天から投げ落とされる時があることを、はっきり記しています。これは2千年前にイエス様の十字架の勝利によって、サタンが天から追い出されたことを意味するのですが、そのときから2千年が過ぎた今の時点で、そのサタンの敗北はもっと加速化されることを意味します。

ヨブ記の一章を読みますと、サタンが神の御前に立っていることが分かります。しかし世の終わりの時、つまりイエス様の十字架の以降にはサタンが神の御前に立つことはできないし、天から追い出されたと聖書ははっきり記しています。

そうしたら、サタン(悪魔)は天から追い出されて、どこへ行くのでしょうか。彼は結局、永遠の火の刑罰、火の池に入れられる運命になっています。彼は天から投げ落とされた時、自分の運命が短くなっていることをもう知っていたのです。

私たちはサタンが天から追い出され、大きな敗北を受けた時、彼は自分の悪を正して、少なくとも神様とその民は誘惑しないだろうと思いますが、しかしその正反対です。彼は絶望的に堕落して、絶対に自分の悪い本性を制御できません。致命的な傷を受ければ、あきらめるはずなのに、むしろ死ぬ気で戦うということです。こういう風に、完全に変身したサタンにはどんな治療方法もありません。そして彼は天から投げ落とされ、地に閉じ込められたことによって、それは彼をさらに怒らせ、暴力を増し加えさせ、その結果、この世は以前には経験していなかった最悪の状態を迎えることになりました。

私たちは今、最後の最後の時、終わりの時代を過ごしていることを、一秒も忘れてはなりません。だからこそ、悪魔は私たちクリスチャンを激しく反対するわけです。今日の本文、12:12の後半のところ、もう一度読みます。「しかし、地と海はわざわいだ。悪魔が自分の時が短いことを知って激しく憤り、おまえたちのところへ下ったからだ。

こういう状況の中で悪魔は自分のときを延ばす方法はキリストの再臨を遅らせる方法しかないことを完璧に理解していました。だから悪魔は邪悪な計画をもって、人々がイエス様を信じるのを妨害し、御国の民が増えるのを徹底的に防ぎます。

そして、その次の段階で悪魔はクリスチャンが祈りに専念しないように、妨害するわけです。だから主の再臨が近づいている今の時代こそ、悪魔は私たちが祈りに献身できないように、彼の圧力はさらに強くなります。

残念ながら、多くのクリスチャンはキリストの再臨の時に起きる明確な「しるし」をちゃんと理解していません。しかし悪魔はクリスチャンよりも賢く、それをちゃんと理解しています。彼はイスラエル民族の再設立、教会の背教、またノアの時代が繰り返されることを、ちゃんと見ています。そして今日の本文のように、自分の時が短いことをちゃんと理解しています。

悪魔の名前の中で一つが、「サタン」ですが、その意味は「敵対する、反対者」という意味です。だからサタンは神の働きを反対し、敵対するわけです。今私たちが過ごしているこの終わりの時代に、サタンは救われた人々と救われていない人々、みんなを妨害します。具体的に分かち合えば、

一番目、サタンは救われた人々の祈りを妨害します。

神の働きを反対するサタンの主な目的は、クリスチャンが祈れないようにすることです。サタンは祈りが神様からの資源を適切に運ぶ通路であることをよく知っているからです。もしクリスチャンがこういう神様からの資源を受けなければ、クリスチャンは霊的に弱くなり疲れ果てて、必ず失敗してしまいます。だから主の再臨が近づくにつれて、祈りを妨害するサタンの圧力は、もっと強くなります。

その理由で今も多くのクリスチャンが朝起きて祈りをささげることを忘れてしまいます。朝起きて一番最初に主に祈りをささげ、主が今日一日を助けるように祈りをささげることは、そんなに時間かかりません。しかしその短い敬虔の時間さえ、多くのクリスチャンは持つことができません。

神様の助けなしには一日も生きられない存在が私たちクリスチャンです。」サタンはそれをよく知っているから、私たちの朝の祈りを妨害するわけです。そして私たちの一日がどれほど弱くなったのかを見て、彼は喜びます。

そしてサタンは、私たちが粘り強く「祈り続けること」を妨害します。ルカの福音書18章に出る「不正な裁判官とやもめの話」では、悪魔と戦って勝利するためには、粘り強く祈り続けることが大事だと教えてくださいます。そこで、やもめの悔しい事情は悪魔に対することです。イエス様はそのたとえの目的を、こういう風に教えてくださいます。ルカの福音書18:1、「いつでも祈るべきであり、失望してはならないことを教えるために、イエスは彼らにたとえを話された。

これは、こういう風に翻訳できます。「いつでも祈るべきであり、あきらめてはならない。」このたとえ話は私たちが願うものを得る時まで、つまり答えられる時まで求め続けること、祈り続けることの大切さを教えています。もちろん私たちの願うものは自分の欲望ではなく、神のみこころにかなうものです。その祈りは、必ず答えられます。

やもめは不正な裁判官のところに来て、自分の敵をさばき、自分を守ってくださるよう、求めました。しかし裁判官は何もしなかったのです。でも結局のところ、彼女が願ったとおりに、してあげたわけです。なぜかというと、彼女がしつこくうるさくして、めんどくさいから、裁判官はしかたがなく、そうしたということです。

このたとえ話は、ルカの福音書18:7-8に、結論として、こう記されています。「まして神は、夜昼神を呼び求めている選民のためにさばきをつけないで、いつまでもそのことを放っておかれることがあるでしょうか。あなたがたに言いますが、神は、すみやかに彼らのために正しいさばきをしてくださいます。しかし、人の子が来たとき、はたして地上に信仰が見られるでしょうか。

これはキリストが再臨なさる時、全然信仰がないという意味ではありません。これは「ほとんどのクリスチャンが悪魔と戦う祈りをささげる時、あまりにも簡単に祈りをあきらめる。」という意味です。つまり粘り強く祈り続ける信仰が終わりの時代にはたくさん減っているということです。

そのとき、サタンは絶えず祈ることに対して、反対の圧力を強化します。そして教会を弱くさせ、教会のメンバーが救われることを先延ばし、遅らせます。だからサタンは終わりの時代に祈ることを反対するたくらみを通して、自分のときをできる限り長く延ばす計画を立てるわけです。

サタンは続けて私たちの祈りを妨害し、私たちが粘り強く祈り続けることを止めさせ、私たちに『祈りはそんなに大事ではない。牧師は「祈りなさい。祈りなさい。」と言うが、それはただ時間の無駄遣いだ。何の効果もないし、あきらめてほしい。』こういう風に、サタンはささやきます。

皆さん、こういう気持ちになったことはないでしょうか。本当に自分の祈りが何の効果もないし、ただ時間の無駄遣いだと考えたことはないでしょうか。もし、こういう思いがあったのであれば、それはまさに悪魔が皆さんの心の中にそういう思いを入れ込んだということです。

サタンは私たちが祈る時、手段と方法を選ばず、妨害するわけです。彼はできる限り時間をかけて努力を通して、私たちが祈ることを忘れるように働きかけます。結局、答えられる前に祈りを止めさせる働きを一生懸命にやるわけです。だからコリント第二2:11でパウロはこう言っています。「これは、私たちがサタンに欺かれないためです。私たちはサタンの策略を知らないわけではありません。」またヤコブの手紙4:2で、こう警告しています。「あなたがたのものにならないのは、あなたがたが願わないからです。」こういう風に私たちは悪魔にだまされて、主にまだまだたくさんのことを求めなかったということです。悪魔は私たちの希望を奪い取って、うつにさせ、祈りを止めさせる誘惑をやり続けます。

皆さん、ちゃんと覚えてください。祈りは私たちがサタンと戦う時、勝利できるように導くとても大切な武器です。だから祈りは戦いそのものです。私たちは答えられる時まで、休まずに祈り続けなければなりません。

ダニエル書10章で、私たちはダニエルが祈った時、その祈りの初日から神様に聞かれたことを知っています。ダニエル書10:12、「恐れるな。ダニエル。あなたが心を定めて悟ろうとし、あなたの神の前でへりくだろうと決めたその初めの日から、あなたのことばは聞かれているからだ。私が来たのは、あなたのことばのためだ。」しかしこの祈りは「21」が経っても、答えがありませんでした。なぜかというと、サタンがその答えに反対したからです。その内容がダニエル書10:13です。「ペルシアの国の君が二十一日間、私に対峙して立っていたが、そこに最高位の君の一人ミカエルが私を助けに来てくれた。私がペルシアの王たちのところに残されていたからだ。

私たちはダニエルが神様に祈る時、答えられる時まで祈り続け、悪魔がそれを止めようとしても、あきらめずに最後の最後まで祈り切ったことを感謝しなければなりません。それが私たちの祈りでもあるからです。

二番目、サタンは救われていない人々の、たましいの救いを妨害します。

もう一度今日の本文、黙示録12:12の後半のところを読みます。「しかし、地と海はわざわいだ。悪魔が自分の時が短いことを知って激しく憤り、おまえたちのところへ下ったからだ。

サタンは私たちが救われることを積極的に妨害します。私たちが真のクリスチャンになることを、彼は願ってないからです。理由はただ一つです。彼は、「人殺し」だからです。ヨハネの福音書8:44、「悪魔は初めから人殺しであり、真理に立ってはいません。」イエス様は「悪魔が初めから人殺しである」とはっきり言われました。

今の時代、殺人事件は頻繫に起きています。人を殺すのがサタンの本性だからです。サタンは私たちの一番最初の先祖を善悪の木の実で誘惑し、エデンの園で殺しました。それによって、神様と私たちが引き離されて、人は地獄の人生を生きるようになったわけです。サタンはたましいの人殺しです。私たちも同じく殺して、一緒に地獄に落ちることを彼は願っています。

さらに、サタンの妨害のもう一つの理由があります。ローマ人への手紙11:25、「兄弟たち。あなたがたが自分を知恵のある者と考えないようにするために、この奥義を知らずにいてほしくはありません。イスラエル人の一部が頑なになったのは異邦人の満ちる時が来るまでであり、 ここで、「異邦人の満ちる時」、この「満ちる」という言葉はギリシャ語で plērōmaですが、「全体の数」を意味します。悪魔はイスラエルが大嫌いです。彼は「異邦人の全体の数」が救われる前までイスラエルが霊的に盲目になることをもう知っています。しかしサタンは異邦人である私たちが救われることを願っていません。「異邦人の満ちる時」、つまり救いの数に「異邦人の全体の数」が満たされれば、イスラエルも救われ、それが終わりの日になって、サタンが永遠に滅びるからです。

ある異邦人はイスラエルが終わりの日に戻って来る直前になって救われるでしょう。皆さんと私は異邦人です。私たちは終わりの時代に生きる異邦人です。 ヨハネの黙示録20:2、「彼は、悪魔でありサタンである竜、あの古い蛇を捕らえ、これを千年の間縛った。」と出るように、悪魔は自分がイエス様の再臨の前に、神様によってさばかれ、千年の間縛られる運命であることをもう知っています。このヨハネの黙示録20:2は今日の本文、ヨハネの黙示録12:12の「それゆえ、天とそこに住む者たちよ、喜べ。しかし、地と海はわざわいだ。悪魔が自分の時が短いことを知って激しく憤り、おまえたちのところへ下ったからだ。」というみことばと一致しています。

サタンは今日自分の時間が短いのを知っているから、世界あちこちで活発に活動しています。どの時代よりも、サタンは今、多くの異邦人たちが「全体の数」で救われないように、手段と方法を選ばず、妨害すると思います。だから最近は人々が信じて救われるのが、とても難しくなりました。サタンはこれからさらに、人々がイエス様を信じてクリスチャンになることを妨害するでしょう。こういう風にしてサタンは、イスラエルが救われることを遅れさせ、結局、イエス様の再臨を先延ばし、サタンのときはできる限り延長させる巧妙なたくらみを、たくらみ続けると思います。

そして悪魔が私たちを救われないようにする一つの方法は、神のみことばから遠く離れさせることです。これはイエス様が言われた「種蒔きのたとえ話」でもよく分かります。ルカの福音書8:12、「道ばたに落ちるとは、こういう人たちのことです。みことばを聞いたが、あとから悪魔が来て、彼らが信じて救われることのないように、その人たちの心から、みことばを持ち去ってしまうのです。

皆さん、終わりの時代を過ごす私たちクリスチャンは、教会から離れ、信仰生活をあきらめたい、そういう誘惑をたくさん受けています。しかしそれは悪魔に負けて、神のみことばを拒否する第一歩であることを、覚えてください。

神のみことばは昨日も今日も、これからも変わらず、私たちを救い出す素晴らしい神の力です。だからこそ、悪魔は人々から神のみことばを奪い取る作戦、そのみことばを聞けないように、強く妨害するわけです。さらに、すでに心の畑にまかれたみことばの種さえも奪って行きます。これは、ルカの福音書8章の「種蒔きのたとえ話」で道ばた、岩の上、いばらの中に落ちた種のことです。

だから私たちがやるべきことはいつもみことばにとどまって、たくさんの実を結ぶ、良い地に落ちたりっぱな種として生き続けることです。そういう人々に与えられた約束のみことばは、ヤコブの手紙4:10です。「主の御前でへりくだりなさい。そうすれば、主があなたがたを高くしてくださいます。

今週もこのみことばを握りしめ、勝利したいと思います。
合計 144
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144
ヨハネの黙示録14:14-20(愚かな人生を生きてはならない)
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ヨハネの黙示録12:10-12(終末の時は悪魔がもっと賢い)
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ヨブ記6:21-27(慰めの秘訣)
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ヨハネの福音書 14:1-5(変えられた言葉が新しい人生を造る)
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