神様を信じれば、幸せだ(K.Y)

始めまして、私は韓国のソナンヨルメ教会から来たキムヨンムンです。私は現在30歳で、あそこにいる姉妹と結婚をして青年部の会長を担当しています。短い時間の間、不正確な発音でも、皆さんに日本語で私が出会ったイエス様を話します。

私は貧しい家に生まれて服も誰かにもらって着て、他の人のように豊かに食べられず、眠りも狭い空間で一緒に寝ながら生活しました。

両親はクリスチャンではなく、親戚の中に神様を信じる方がいて、8才の時私より3才年下の弟と一緒に教会に行きました。

教会で聞いた一番記憶に残った言葉は神様を信じれば、幸せだという内容でした。ところが、幸せとは違って、私の人生は苦難の連続でした。

私が10歳の時に弟が白血病にかかって、手術を受けて植物人間になって、15歳の時、父が肺癌にかかり、私の家族は国からもらうお金で生きなければなりませんでした。そのように、成人になるまで私の家の状況はさらに悪化しました。

時間の関係で全部は言えませんが、保証金の一部を返してもらえずに引越しをしたり、引越しした家が 再開発で他の所にまた引越しするのに、引越しの費用がなくて、自分たちで直接荷物を運ぶほど劣悪な環境でした。

そんな状況の中でも私は神様を信じれば幸せだという言葉を黙想して成人になって、やっと私の人生が 良くなるような気がしました。

毎回病院にいた弟が家にいるようになり、父も抗癌治療を乗り越えて完治しました。また、大学に入学して出会った今の妻と結婚をしたし、もちろん結婚式を挙げる状況と都合が悪くて婚姻届だけ出したが、私は幸せでした。

そうするうちに、一昨年の10月に私の人生に危機がまた訪れて、弟が長い闘病の末に天国に行きました。

こんなことがおきると予想しましたが、私の心はとても悲しくて痛かったです。

葬式を終えて、ふと神様を信じれば幸せだという言葉がまた思い出されました。その時私は、その言葉に共感することができませんでした。

神様を信じる私にどうしてこんな苦難と大変な瞬間だけがあるだろうかという思いでしたが、それが間違っていることに気づきました。

12月になってクリスマスが来る前に教会で映像を一つ見ましたが、有名な映画であるファッション·オブ·クライストの一場面でした。

イエス様が鞭で打たれながら坂道に登った後、十字架にかけられる場面ですが、この場面は幼い頃教会で見た覚えがあります。

その時は幼いときで、ただ悲しい内容だと思ましたが、大人になって、またその場面を見た時、私が経験した苦難と苦痛はイエス様が受けた蔑視と恥と比べれば、そんなに大変ではないことだと思うようになって、振り返ってみると、私が行く苦難の道にはいつも神様がおられて、幸せな道であることを悟りました。

短い映像でしたが、たくさん悔い改め、これからの人生に迫る危機も神様と共に切り抜けられるという自信ができました。

証を締めくくり、皆様に訪れる危機の中でも神様が、ご一緒してくださることを願います。

今日この時間に皆さんと出会わせてくださったのも神様の恵みであり、 足りない日本語の実力でも、私の話を聞いてくださって、本当にありがとうございました。