信仰の証
主の恵みを交わし。

陶器師の御手の中で(伊藤 一雄)

投稿者
tbic
投稿日
2021-01-12 10:55
閲覧数
41
かたい粘土

皇源健康センターが営業をやめるという。よくないたよりだ。ここは私にとって、特別の経験を得た所であり、魂も体もいやされる場所だったからだ。マッサージのトレーナーが、「今日も疑ってるね。かたい」と言う。力を入れているのだろう、彼の荒い息づかいが聞こえる。

魂の土もみ、菊ねりをしてくださるお方もやはり、「今日も、まだかたい」と、言っておられるように感じる。水分が少なくなりすぎているのだろう。まだまだ、生ける水を注ぎ続けられ、ねり続けられなければならない粘土なのだ。「人は水と御霊によって生まれなければ、神の国にはいることができません。」(ヨハネ三章5節)

主の幻

私が信仰の告白をした九日後の一九九六年六月四日、この皇源健康センターの浴室の鏡の前ではあったが、首から上をシャンプーの泡の中でかきまぜているような状態なので、目はあけられなかった。目を閉じたまま、まだ何をどう祈ってよいかも分らないまま祈っていた。すると、見よ!!イエスさまの右の目が私を見つめている。パッチリとした二重のまぶた。私の心を刺し通すような、愛しみに満ちた視線。微笑みを含んだ、柔和で溶けるようなまなざし。なんと、主と私の目線が合ったのだ。次の瞬間私はイエスさまのひたいを凝視していた。しかも、しわも何ひとつない、色白の、美しく、瑞々しい肌。それはどんな幼児にもない、きめの細やかさ。見たことのない透き通るような聖さ。限りなく透明を超えた美しさ。そして、ほとんど同時に、御衣が、がぜん輝き出した。目を射る光。強烈なきらめき。ブアーッと、太陽よりも明るく、雪よりも白い、純白の輝き。私は目を閉じていたのに、はっきりと見た。老眼鏡はかけていなかったのに、しっかりと焦点が合っていた。その時から七年間、心の板に刻まれた主の幻を想い出さない日は一日もない。

「主はわたしに答えて、言われた。『幻を書き記せ。走りながらでも読めるように板の上にはっきりと記せ。』」(ハバクク二・2)

聖霊さまは主の御顔を、私に描かせて下さった。この絵が壁にある。イエスさまが、いつも私を見つめている。私が跳んでも伏しても、左に動いても右に走っても、主イエスさまの視線は私から離れない。「見よ。わたしは、世の終わりまで、いつも、あなたがたとともにいます。」(マタイ二八・20)

「イエスは、ペテロとヤコブとヨハネだけを連れて、高い山に導いて行かれた。そして彼らの目の前で御姿が変わった。その御衣は、非常に白く光り、世のさらし屋では、とてもできないほどの白さであった。」(マルコ九・2-3)はじめてこのみことばに触れたときは、キュンとなって、涙があふれ、声は出なくなった。それは主の幻より一カ月も過ぎてからのことだった。

粘土の開放

主は私を「選び」(ヨハネ一五・16)、私にみ姿をあらわしてくださった。「土地のちりで人を形造」(創世記二・7)られた主は、私をも造られた。そして私に息(H・ルーアハ)を吹き込んで下さった。「すると、霊が彼らの中に入り、彼らは生き返って自分の足で立った。」(エゼキエル三七・10)「神の霊が私を造り、全能者の息が私にいのちを与える。」(ヨブ三三・4)それで私は生きたものとされたが、私という粘土は今も主の「手の中にある。」(エレミヤ一八・6)この粘土を選び、今、整えてくださっている。時間をかけて、不純物を取り除いて下さっている。風雨にもさらしてくださる。安息をも与えて下さる。休ませ、寝かせて下さる。そして、魂も体も、いやして下さる。

いやし

私は四五歳を過ぎた頃には高血圧症、白血球多増症であった。その後、病名はどんどん増えて、五五歳までに左室肥大、胃のポリープ、高コレステロール(高脂血症)、高尿酸血症、糖尿病境界型というように、成人病のオンパレード。

一九九六年五月二六日、五六歳で救われ、大東利章師が頭に手を置いて祈ってくれた。その五日後に定期健診。高血圧以外の病名がすべて診断書から消えた。医師が、けっしてなおらないと言っていた左室肥大もない。精密検査もした。結果は同じ。奇跡。神のいやしだ。

「わたしは主、あなたをいやす者である。」(出エジプト記一五・27)「彼が私たちのわずらいを身に引き受け、私たちの病を背負った。」(マタイ八・17)「キリストの打ち傷のゆえに、あなたがたは、いやされたのです。」(第一ペテロ二・24)と言われたみことばは、私にも成就した。

車のいやし

二月の寒い朝、車を車庫から出した。目的地までは約四〇分間。家族三人の息でウインドウが曇る。雪がしんしんと降っている。

ヒーターのスイッチを入れるが作動しない。エアコンもだめ。ワイパーも。タオルでフロントガラスをふくが、サイドの電動ウインドウも開かないから、ワイパー代わりに手を外に伸ばすこともできない。時間がないから、そのまま走る。クラクションもためしたが、鳴らない。右折の時ウインカーつけたがこれもだめ。やはり手は外に出せないから合図なしで曲る。一時間以上かかって、ようやく、目的の、大東先生が住むマンションの前までたどりついた。雪で狭くなった道路に駐車するしかない。まだ新車で、この車にはなじんでいない。一担降りたが、もっと左の雪壁にピタッと寄せなければ他の車にぶつけられそうだ。もう一度乗ってエンジンをかけたが、こんどはエンジンも回らない。何度くりかえしてもエンジンは音もしない。万事休す。しかも土曜日。月曜日は勤務を抜け出せない多忙な日。まずい。レッカーされるか?金属バットでたたき壊されるかもしれない。その後の二時間、車のことが頭から離れない。どこかのヒューズが飛んだのかもしれない。このとき私はまだ神を知らないから、祈ることなど全く無縁だった。

帰るとき、来なくていいと言ったのに大東先生がついてくる。風邪をひかせてしまいそうだ。私はヒューズに挑戦してみようと考えていた。私がヒューズを探し出すと、大東先生が「エンジンをかけて下さい。」と言いながら、私が開けようとしているボンネットを手で押さえている。「何だ?」と思いながら、言われるままにエンジンキーを右に回した。すると、一発でかかった。快適なエンジン音だ。なんと、ヒーターも作動する。エアコンも、ワイパーも、電動ウインドウも、クラクションも、ウインカーも、全て正常だ。その時大東先生が言った。「神さまは車もいやされますから」と。彼は車に手を置いて祈っていたのだ。この車のいやしが神のみ手によることを私が知ったのは、私が神を信じた後、つまり、四カ月くらい後の、私の病気がいやされた頃のことである。「主に不可能なことがあろうか。」(創世記一八章14節)「神にとって不可能なことは一つもありません。」(ルカ一章37節)その後七年間、この車にトラブルは一切発生していない。

家族の救い

一九九六年はわが家の救いの年。一月には、世界三大キリスト教系カルトの一つに巻き込まれていた娘が、大東先生の伝道によってクリスチャンに回心し、四月には私の妻がイエスさまを受け入れ、五月には私が、そして妻の母、私の母と次々に救われた。「主イエスを信じなさい。そうすれば、あなたもあなたの家族も救われます。」(使徒一六章31節)

この主に選ばれた五つの粘土のうちの一つ(妻の母)は、末期癌で、召されたが、最期まで痛みをうったえたことが一度もなく、医師も看護師たちも不思議がっている。「まことに、彼は私たちの病を負い、私たちの痛みをになった。」(イザヤ五三章4節)神の守り、神の御業は人知でははかりしれない。

主は陶器師

 「私たちは粘土で、あなたは私たちの陶器師です。私たちはみな、あなたの手で造られたものです。」(イザヤ六三章8節)神は民を自由に形造る権限を持っておられる。主は私たち粘土を解放し、名前をつけられる。器の形を決められる。私が使ったろくろは鉄なので重い。主はこの上に粘土を置き、器を成形される。私はどんな形に仕上がるのだろう。主の福音を伝えるためにも、みことばを学びつづけたいし、主をもっともっと知りたい。私が窯に入る時、主は私に辰砂(鮮紅色のうわぐすり)を付けてくれているのだろうか、青磁かな?いやいや粘土が希望を言ってもどうにもならない。「陶器師は、粘土で制作中の器を自分の手でこわし、再びそれを陶器師自身の気に入ったほかの器に作り替えた。」(エレミヤ一八章4節)陶器師は完成した器を喜ばれる。「神は見て、それをよしとされた。」(創世記一章10節)エルシャダイ全能の神の御手は完璧。御心がなりますように。アーメン。
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