メッセージ
あなたのみことばは, 私の 足のともしび, 私の 道の 光です.
詩篇 119:105
詩篇91:1-7 (主の翼の下に身を避ける)
投稿者
tbic
投稿日
2022-03-07 17:40
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715
詩篇91:1-7『いと高き方の隠れ場に住む者は、全能者の陰に宿る。私は主に申し上げよう。「わが避け所、わがとりで、私の信頼するわが神。」と。 主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出されるからである。 主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。 あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。 また暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。 千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたには、近づかない。』
今日の本文には『恐ろしい疫病から救い出される。』と書かれています。今、本当に恐ろしい疫病が蔓延していますが、聖書の中には、ルカの福音書の21章に、イエスさまが終わりの時について語った言葉があります。ルカ21:10-11節『それから、イエスは彼らに言われた。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます。』
終わりの時代のことをイエス様がおっしゃった言葉がこのみことばでした。方々に疫病やききんが起こる。本当に今、大変な疫病が起こっている中ですが、でもそのような中でイエス様は何とおっしゃったかと言うと、この3節では『主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出される』と書かれています。
そしてまた4節は『主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。』
今日のメッセージのタイトルは、「主の翼の下に身を避ける」ですが、イエスさまご自身が翼を広げて、私たちはその翼の下に身を避ける時に主から守られるということです。また私たちは神の子としての特権が与えられて、それぞれに与えられたそれぞれの使命があるので、私たちの行くところが神さまの守りの翼の下になることを切に願います。
翼は主の権威です。神さまの権威が、その権威を持ってみんなを守るということです。私たちも、そのイエスさまの御翼の陰に隠していただいて歩んでいくことができればと思います。
このみことばをさらに読んでいくと、5-7節『あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたには、近づかない。』
これが主からの御言葉ですので、その主の主権の中で私たちは守っていただいて、千人が、万人が倒れている、そのような時代の中に私たちは生きていますが、私たちが守られるということだけでなく、主ご自身の守りが更に大きく広がるように祈っていきたいと思います。
ルツ記に、こんな御言葉があります。ルツ記2:12節『主があなたのしたことに報いてくださるように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。』
ルツ記に書かれている御言葉ですが、ルツという人は異邦人でした。イスラエルの民ではなく、モアブの人でした。モアブの地にはモアブの神々がいて、そこで他の宗教、他の神々に祈っていたわけですが、でもルツは姑のナオミに、「私はあなたと一緒に行きます。」と、ナオミに付いてイスラエルの地に来ました。その時、ボアズという人に出会うのですが、ボアズが語った言葉が今の言葉でした。『主があなたのしたことに報いてくださるように。あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルだ。』と言ったわけです。
クリスチャンになるというのは、ある意味、いろんな犠牲もあるかもしれませんが、でも、それに対して神さまは報いてくださるのです。そして、「あなたはその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな恵みをいただく。」というのが、イエスさまからの約束です。
また、こんなみことばがあります。詩篇17篇8節、『私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。』詩篇の記者がこんなことを言っています。瞳は身体の中でも最も敏感な場所であり、大切な所です。それほどまでに主は守ってくださるということです。
更に、ゼカリヤ書2章8節にはこう書かれています。『主の栄光が、あなたがたを略奪した国々に私を遣わして後、万軍の主はこう仰せられる。『あなたがたに触れる者は、わたしのひとみに触れる者だ。』
イエスさまご自身の守りというのは、本当に繊細な領域に至るまで私たちを守ってくださるというのが主の守りですので、そのことをもう一度信じていきたいと思います。
今ウクライナをはじめ、世界中が揺れていますが、世界の中心はある意味イスラエルではないかと思います。イスラエルからのニュースが向こうの宣教師の方からよく届きます。その中に、「イスラエルが本当に大変なことになっている。」と、世界中で起こっていることと同様のことが起こっていて、この現状は本当に深刻な現状だということを訴え続けておられます。コロナの問題だけでなく、今ユダヤ人があらゆる国々からイスラエルに帰還しているんだそうです。今回ロシアのウクライナ侵攻により、それが加速化されています。ユダヤ人のイスラエル帰還は、聖書のあちこちに出る主の再臨の前兆です。そんな中でユダヤ人も「これは終わりの時代が来た。そうなったらメシヤが来るぞ。」と。しかし、彼らはメシヤがイエス・キリストだと受け入れませんでした。そして、十字架につけてしまったわけです。「でも、メシヤが来た時に私たちに罪があったら大変なことになるから、これはもう終わりの時代だから、罪の清算をしなきゃ!」という、そういった思いになっている人たちがたくさんいるらしいです。
それでイスラエルに行くと遺跡がいっぱいあるのですが、二千年前の遺跡を最近盗んだおじさんがいたらしくて、そのおじさんが、「ごめんなさい。メシヤが帰って来る前に私はこれを返します。」と戻されたと、そんなニュースが書かれていました。本当に今の時代、大変な時代の中に私たちは生きています。ですから、私たち一人一人も、イエスさまの御翼の陰に、私たちの罪も十字架の血潮で隠していただいて歩んでいきたいと心から願います。
今の時代私たちも、私たちに与えられた使命を果たさなければいけないので「イエスさま!なんとかして、この時に守ってください!」と言って、祈らなければいけない祈りの課題は、いっぱいあると思います。ですから、イエスさまがくださったこの権威を広げるための祈りをしていかなければいけないと思います。
旧約聖書にギデオンという人が出てきます。大勇士ギデオンです。そのギデオンが大勇士であったにも関わらず、最初何をしていたかというと、こんなことが書かれています。
士師記6:11-12節、『さて主の使いが来て、アビエゼル人ヨアシュに属するオフラにある樫の木の下にすわった。このとき、ヨアシュの子ギデオンはミデヤン人からのがれて、酒ぶねの中で小麦を打っていた。主の使いが彼に現われて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。』
このようにギデオンの所に主の使いが現れて言った言葉が書かれているのですが、この当時、イスラエルの民が本当に苦しんでいました。ミデヤン人から攻撃を受けて、もうどうにもならない。その時、大勇士であったギデオンは何をしていたかと言ったら、酒ぶねの中で小麦を打っていたのです。戦うのではなく、祈るのではなく、自分の食べるものだけをコツコツ準備していたのですね。
そうすると主の使いが現れて、「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」と、そうおっしゃったのです。ですから、ある意味、私たち一人一人の歩みの中でも、今の時に平凡な生活をしているかもしれませんが、きっとしなければいけないことがあるので、「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」と、主は今も語っておられると私は信じています。
そしてギデオンは結局戦いに出るのですが、敵であるミデヤン人13万5千人、大集団でした。それに対してギデオンに付いて戦いに出た人の勇士の数はたった300人でした。300人対13万5千人、勝ち目があるわけがないのですが、でも、「主が共にいるんだったら、ここで私は戦って勝利する!」と言って戦いに出ました。
士師記7:20-23節、『三隊の者が角笛を吹き鳴らして、つぼを打ち砕き、それから左手にたいまつを堅く握り、右手に吹き鳴らす角笛を堅く握って、「主の剣、ギデオンの剣だ。」と叫び、それぞれ陣営の周囲の持ち場に着いたので、陣営の者はみな走り出し、大声をあげて逃げた。三百人が角笛を吹き鳴らしている間に、主は、陣営の全面にわたって、同士打ちが起こるようにされた。』
ギデオンが300人と共につぼを砕いて、そして角笛を吹きました。そうしたら神ご自身が働いてくださり、13万5千人の同士打ちが始まって、結果どうなったかと言うと、ギデオンが大勝利をしたという、そのことがここに書かれています。神ご自身の守りという中にあって、私たちが戦い続けていく時に、神さまの下さる勝利というのは、ものすごく大きな勝利があるので、そのことを信じて戦い続けていきたいと思います。
今年はこのTBIC教会で、特に主のいやしのみわざが現されるように心から祈っています。2022年、主の御業がなされるように、主の御栄光が現されるようにという中で、特にいやしを、霊、肉、たましいを、私たちが持っていますが、今年こそ体も心も霊も本当に癒やされて、主のための働き人にならなければいけないと思います。
私はある人から奇跡の話を聞きました。ある町の一人の方のご主人が、なんと死んじゃったというのです。死んでしまって息が止まって、「もう駄目だ。死んじゃった。」と。その時にその方は何をしたかといったら、電話をしたのです。普通は救急車を呼ぶ電話をするわけですが、どこに電話をしたかといったら、教会に電話したというのです。「先生!うちの旦那が死んじゃいました。はやく来てください!」と言ったら、先生もすぐに来て、何をしたかと言ったら、祈ったというのです。「聖書の中には死人もよみがえるということが書かれているんだから祈ろう!しかも世界には今そういったことも起こっているんだから祈ろう!」と祈り出したというのです。30分間祈ったというのです。なんと祈ったかというと、「帰って来い!帰って来い!」と、死んだ人を目の前にして叫んだそうです。
そうしたら、そのご主人、結果として、どうなったかというと、帰って来たというか、生き返ったそうです。「本当ですか?」と聞いたら、「本当です。嘘じゃない!」と言うのです。本当に死んだのが生き返ったと。
そのご主人はあまり教会が好きじゃなかったらしいのですが、「帰って来い!帰って来い!」という声が遠くから聞こえたそうです。遠くに聞こえた声がだんだん近くになって、ぱっと目を開けたら、何と自分の好きじゃない牧師先生が目の前で「帰って来い!」と叫んでいたと。「どうしたの?」「あなた生き返った!」ということが起こったというのです。「すごいですね!」と言ったら、「実はうちの旦那、三回もそういうことがあった。」と言うのです。死にやすいのか、よみがえりやすいのか言いづらいのですが、その方は三回それがあったそうです。
でも最後にイエスさまを信じて天国に行く時には、病室で教会員の方が見守っていたのですが、奥さんも牧師先生ご夫妻も用事があって病室から外に出ていたそうです。それで教会員の方が一人で見ていたら、心拍数や血圧を示すモニターがあったのですが、ピピッという波が、だんだん小さくなって、ピイーッと一直線になったそうです。
そうしたら、その教会員の方はなんと祈ったかというと、「待って!待って!まだまだ!今ちょっと先生たちいなくなっちゃったし、奧さんもいない!待ってちょうだい!イエスさま、待ってちょうだい!」と祈ったら、またピピピピッと、モニターの波が動いたそうです。
そしてまたしばらくして、早く帰って来ないかなぁと思っていたら、またピイーッとなってしまったらしいです。そして「イエスさま!待って!」と言ったら、また動き出して、すごいですね。そのおじさん。生命力がすごいのか、本当に神さま、働いてくださったわけですが、結局、先生ご夫妻も奥さんも帰って来られて「賛美の中で天に帰って行った。素晴らしい祝福だった。」とおっしゃってくださいました。
聖書の中に、イエス様を知るためには幼子のようにならなければいけないと書かれています。私たちは本当にこの聖書に書かれていることを幼子のように信じて歩み続けていけたらいいなと思います。イエス様ご自身が私たち一人一人を守ってくださいますので、私たち一人一人がその祝福の権威を持って、その御翼を更に広げるための働きをしていきたいと思います。
詩篇91篇の後半に『まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。 彼らは、その手で、あなたをささえ、あなたの足が石に打ち当たることのないようにする。』
私たち一人一人を守ってくださるのは主ご自身の御翼の陰ですが、それと共に、み使いにも命じて守ってくださると。その私たち一人一人を守ってくださる主のみ名の中に歩む時、天の群勢まで守ってくださるとはっきりおっしゃいます。
そしてさらに詩篇91篇13節では、『あなたは、獅子とコブラとを踏みつけ、若獅子と蛇とを踏みにじろう。』と書かれています。
この詩篇91篇は、「わたしはあなたを守るよ!」という、守りのための御言葉だったのですが、結果として何があるかと言ったら、「敵を踏みにじるためにわたしはあなたを守るから、そこに立って戦いなさい。」と主はおっしゃいます。
そして最後に、詩篇91:15-16節『彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、わたしの救いを彼に見せよう。』これがこの詩篇91篇のみことばです。
今日はイエスさまご自身が私たち一人一人を守ってくださるという、その信仰に立って、今の大変な状況の中で私たちにしかできない使命、それは祈りです。祈りをもって、また聖書のみことばを握りしめて、今週もそれぞれの場所に遣わされていきたいと心から願います。
一言お祈りして聖餐式に移っていきたいと思います。お祈りします。
愛する天のお父さま、あなたの素晴らしいみ名をあがめて心から感謝します。今日はこうして私たちは、あなたのみ前に出てあなたを賛美し、あなたを礼拝することができた、この大きな恵みを心から感謝します。今日は詩篇91篇を通してあなたのみことばを学ぶ機会が与えられたことを心から感謝します。
今、私たちは目に見えない敵との戦いの中にあります。世界中がその敵と戦っています。どうぞ主よ、私たち一人一人をあなたの翼の下に置いてください。そしてあなたの守りの中に私たち一人一人を置いてくださいますように。このような時代の中ですが、私たちはあなたから与えられた御言葉を握りしめて戦い続けることができますように。私たち一人一人の上に、上からの力と助けと守りを置いてくださいますようにお願いいたします。主イエスさまのみ名によって、お祈りいたします。アーメン。
今日の本文には『恐ろしい疫病から救い出される。』と書かれています。今、本当に恐ろしい疫病が蔓延していますが、聖書の中には、ルカの福音書の21章に、イエスさまが終わりの時について語った言葉があります。ルカ21:10-11節『それから、イエスは彼らに言われた。「民族は民族に、国は国に敵対して立ち上がり、大地震があり、方々に疫病やききんが起こり、恐ろしいことや天からのすさまじい前兆が現われます。』
終わりの時代のことをイエス様がおっしゃった言葉がこのみことばでした。方々に疫病やききんが起こる。本当に今、大変な疫病が起こっている中ですが、でもそのような中でイエス様は何とおっしゃったかと言うと、この3節では『主は狩人のわなから、恐ろしい疫病から、あなたを救い出される』と書かれています。
そしてまた4節は『主は、ご自分の羽で、あなたをおおわれる。あなたは、その翼の下に身を避ける。主の真実は、大盾であり、とりでである。』
今日のメッセージのタイトルは、「主の翼の下に身を避ける」ですが、イエスさまご自身が翼を広げて、私たちはその翼の下に身を避ける時に主から守られるということです。また私たちは神の子としての特権が与えられて、それぞれに与えられたそれぞれの使命があるので、私たちの行くところが神さまの守りの翼の下になることを切に願います。
翼は主の権威です。神さまの権威が、その権威を持ってみんなを守るということです。私たちも、そのイエスさまの御翼の陰に隠していただいて歩んでいくことができればと思います。
このみことばをさらに読んでいくと、5-7節『あなたは夜の恐怖も恐れず、昼に飛び来る矢も恐れない。また、暗やみに歩き回る疫病も、真昼に荒らす滅びをも。千人が、あなたのかたわらに、万人が、あなたの右手に倒れても、それはあなたには、近づかない。』
これが主からの御言葉ですので、その主の主権の中で私たちは守っていただいて、千人が、万人が倒れている、そのような時代の中に私たちは生きていますが、私たちが守られるということだけでなく、主ご自身の守りが更に大きく広がるように祈っていきたいと思います。
ルツ記に、こんな御言葉があります。ルツ記2:12節『主があなたのしたことに報いてくださるように。また、あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな報いがあるように。』
ルツ記に書かれている御言葉ですが、ルツという人は異邦人でした。イスラエルの民ではなく、モアブの人でした。モアブの地にはモアブの神々がいて、そこで他の宗教、他の神々に祈っていたわけですが、でもルツは姑のナオミに、「私はあなたと一緒に行きます。」と、ナオミに付いてイスラエルの地に来ました。その時、ボアズという人に出会うのですが、ボアズが語った言葉が今の言葉でした。『主があなたのしたことに報いてくださるように。あなたがその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルだ。』と言ったわけです。
クリスチャンになるというのは、ある意味、いろんな犠牲もあるかもしれませんが、でも、それに対して神さまは報いてくださるのです。そして、「あなたはその翼の下に避け所を求めて来たイスラエルの神、主から、豊かな恵みをいただく。」というのが、イエスさまからの約束です。
また、こんなみことばがあります。詩篇17篇8節、『私を、ひとみのように見守り、御翼の陰に私をかくまってください。』詩篇の記者がこんなことを言っています。瞳は身体の中でも最も敏感な場所であり、大切な所です。それほどまでに主は守ってくださるということです。
更に、ゼカリヤ書2章8節にはこう書かれています。『主の栄光が、あなたがたを略奪した国々に私を遣わして後、万軍の主はこう仰せられる。『あなたがたに触れる者は、わたしのひとみに触れる者だ。』
イエスさまご自身の守りというのは、本当に繊細な領域に至るまで私たちを守ってくださるというのが主の守りですので、そのことをもう一度信じていきたいと思います。
今ウクライナをはじめ、世界中が揺れていますが、世界の中心はある意味イスラエルではないかと思います。イスラエルからのニュースが向こうの宣教師の方からよく届きます。その中に、「イスラエルが本当に大変なことになっている。」と、世界中で起こっていることと同様のことが起こっていて、この現状は本当に深刻な現状だということを訴え続けておられます。コロナの問題だけでなく、今ユダヤ人があらゆる国々からイスラエルに帰還しているんだそうです。今回ロシアのウクライナ侵攻により、それが加速化されています。ユダヤ人のイスラエル帰還は、聖書のあちこちに出る主の再臨の前兆です。そんな中でユダヤ人も「これは終わりの時代が来た。そうなったらメシヤが来るぞ。」と。しかし、彼らはメシヤがイエス・キリストだと受け入れませんでした。そして、十字架につけてしまったわけです。「でも、メシヤが来た時に私たちに罪があったら大変なことになるから、これはもう終わりの時代だから、罪の清算をしなきゃ!」という、そういった思いになっている人たちがたくさんいるらしいです。
それでイスラエルに行くと遺跡がいっぱいあるのですが、二千年前の遺跡を最近盗んだおじさんがいたらしくて、そのおじさんが、「ごめんなさい。メシヤが帰って来る前に私はこれを返します。」と戻されたと、そんなニュースが書かれていました。本当に今の時代、大変な時代の中に私たちは生きています。ですから、私たち一人一人も、イエスさまの御翼の陰に、私たちの罪も十字架の血潮で隠していただいて歩んでいきたいと心から願います。
今の時代私たちも、私たちに与えられた使命を果たさなければいけないので「イエスさま!なんとかして、この時に守ってください!」と言って、祈らなければいけない祈りの課題は、いっぱいあると思います。ですから、イエスさまがくださったこの権威を広げるための祈りをしていかなければいけないと思います。
旧約聖書にギデオンという人が出てきます。大勇士ギデオンです。そのギデオンが大勇士であったにも関わらず、最初何をしていたかというと、こんなことが書かれています。
士師記6:11-12節、『さて主の使いが来て、アビエゼル人ヨアシュに属するオフラにある樫の木の下にすわった。このとき、ヨアシュの子ギデオンはミデヤン人からのがれて、酒ぶねの中で小麦を打っていた。主の使いが彼に現われて言った。「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。』
このようにギデオンの所に主の使いが現れて言った言葉が書かれているのですが、この当時、イスラエルの民が本当に苦しんでいました。ミデヤン人から攻撃を受けて、もうどうにもならない。その時、大勇士であったギデオンは何をしていたかと言ったら、酒ぶねの中で小麦を打っていたのです。戦うのではなく、祈るのではなく、自分の食べるものだけをコツコツ準備していたのですね。
そうすると主の使いが現れて、「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」と、そうおっしゃったのです。ですから、ある意味、私たち一人一人の歩みの中でも、今の時に平凡な生活をしているかもしれませんが、きっとしなければいけないことがあるので、「勇士よ。主があなたといっしょにおられる。」と、主は今も語っておられると私は信じています。
そしてギデオンは結局戦いに出るのですが、敵であるミデヤン人13万5千人、大集団でした。それに対してギデオンに付いて戦いに出た人の勇士の数はたった300人でした。300人対13万5千人、勝ち目があるわけがないのですが、でも、「主が共にいるんだったら、ここで私は戦って勝利する!」と言って戦いに出ました。
士師記7:20-23節、『三隊の者が角笛を吹き鳴らして、つぼを打ち砕き、それから左手にたいまつを堅く握り、右手に吹き鳴らす角笛を堅く握って、「主の剣、ギデオンの剣だ。」と叫び、それぞれ陣営の周囲の持ち場に着いたので、陣営の者はみな走り出し、大声をあげて逃げた。三百人が角笛を吹き鳴らしている間に、主は、陣営の全面にわたって、同士打ちが起こるようにされた。』
ギデオンが300人と共につぼを砕いて、そして角笛を吹きました。そうしたら神ご自身が働いてくださり、13万5千人の同士打ちが始まって、結果どうなったかと言うと、ギデオンが大勝利をしたという、そのことがここに書かれています。神ご自身の守りという中にあって、私たちが戦い続けていく時に、神さまの下さる勝利というのは、ものすごく大きな勝利があるので、そのことを信じて戦い続けていきたいと思います。
今年はこのTBIC教会で、特に主のいやしのみわざが現されるように心から祈っています。2022年、主の御業がなされるように、主の御栄光が現されるようにという中で、特にいやしを、霊、肉、たましいを、私たちが持っていますが、今年こそ体も心も霊も本当に癒やされて、主のための働き人にならなければいけないと思います。
私はある人から奇跡の話を聞きました。ある町の一人の方のご主人が、なんと死んじゃったというのです。死んでしまって息が止まって、「もう駄目だ。死んじゃった。」と。その時にその方は何をしたかといったら、電話をしたのです。普通は救急車を呼ぶ電話をするわけですが、どこに電話をしたかといったら、教会に電話したというのです。「先生!うちの旦那が死んじゃいました。はやく来てください!」と言ったら、先生もすぐに来て、何をしたかと言ったら、祈ったというのです。「聖書の中には死人もよみがえるということが書かれているんだから祈ろう!しかも世界には今そういったことも起こっているんだから祈ろう!」と祈り出したというのです。30分間祈ったというのです。なんと祈ったかというと、「帰って来い!帰って来い!」と、死んだ人を目の前にして叫んだそうです。
そうしたら、そのご主人、結果として、どうなったかというと、帰って来たというか、生き返ったそうです。「本当ですか?」と聞いたら、「本当です。嘘じゃない!」と言うのです。本当に死んだのが生き返ったと。
そのご主人はあまり教会が好きじゃなかったらしいのですが、「帰って来い!帰って来い!」という声が遠くから聞こえたそうです。遠くに聞こえた声がだんだん近くになって、ぱっと目を開けたら、何と自分の好きじゃない牧師先生が目の前で「帰って来い!」と叫んでいたと。「どうしたの?」「あなた生き返った!」ということが起こったというのです。「すごいですね!」と言ったら、「実はうちの旦那、三回もそういうことがあった。」と言うのです。死にやすいのか、よみがえりやすいのか言いづらいのですが、その方は三回それがあったそうです。
でも最後にイエスさまを信じて天国に行く時には、病室で教会員の方が見守っていたのですが、奥さんも牧師先生ご夫妻も用事があって病室から外に出ていたそうです。それで教会員の方が一人で見ていたら、心拍数や血圧を示すモニターがあったのですが、ピピッという波が、だんだん小さくなって、ピイーッと一直線になったそうです。
そうしたら、その教会員の方はなんと祈ったかというと、「待って!待って!まだまだ!今ちょっと先生たちいなくなっちゃったし、奧さんもいない!待ってちょうだい!イエスさま、待ってちょうだい!」と祈ったら、またピピピピッと、モニターの波が動いたそうです。
そしてまたしばらくして、早く帰って来ないかなぁと思っていたら、またピイーッとなってしまったらしいです。そして「イエスさま!待って!」と言ったら、また動き出して、すごいですね。そのおじさん。生命力がすごいのか、本当に神さま、働いてくださったわけですが、結局、先生ご夫妻も奥さんも帰って来られて「賛美の中で天に帰って行った。素晴らしい祝福だった。」とおっしゃってくださいました。
聖書の中に、イエス様を知るためには幼子のようにならなければいけないと書かれています。私たちは本当にこの聖書に書かれていることを幼子のように信じて歩み続けていけたらいいなと思います。イエス様ご自身が私たち一人一人を守ってくださいますので、私たち一人一人がその祝福の権威を持って、その御翼を更に広げるための働きをしていきたいと思います。
詩篇91篇の後半に『まことに主は、あなたのために、御使いたちに命じて、すべての道で、あなたを守るようにされる。 彼らは、その手で、あなたをささえ、あなたの足が石に打ち当たることのないようにする。』
私たち一人一人を守ってくださるのは主ご自身の御翼の陰ですが、それと共に、み使いにも命じて守ってくださると。その私たち一人一人を守ってくださる主のみ名の中に歩む時、天の群勢まで守ってくださるとはっきりおっしゃいます。
そしてさらに詩篇91篇13節では、『あなたは、獅子とコブラとを踏みつけ、若獅子と蛇とを踏みにじろう。』と書かれています。
この詩篇91篇は、「わたしはあなたを守るよ!」という、守りのための御言葉だったのですが、結果として何があるかと言ったら、「敵を踏みにじるためにわたしはあなたを守るから、そこに立って戦いなさい。」と主はおっしゃいます。
そして最後に、詩篇91:15-16節『彼が、わたしを呼び求めれば、わたしは、彼に答えよう。わたしは苦しみのときに彼とともにいて、彼を救い彼に誉れを与えよう。わたしは、彼を長いいのちで満ち足らせ、わたしの救いを彼に見せよう。』これがこの詩篇91篇のみことばです。
今日はイエスさまご自身が私たち一人一人を守ってくださるという、その信仰に立って、今の大変な状況の中で私たちにしかできない使命、それは祈りです。祈りをもって、また聖書のみことばを握りしめて、今週もそれぞれの場所に遣わされていきたいと心から願います。
一言お祈りして聖餐式に移っていきたいと思います。お祈りします。
愛する天のお父さま、あなたの素晴らしいみ名をあがめて心から感謝します。今日はこうして私たちは、あなたのみ前に出てあなたを賛美し、あなたを礼拝することができた、この大きな恵みを心から感謝します。今日は詩篇91篇を通してあなたのみことばを学ぶ機会が与えられたことを心から感謝します。
今、私たちは目に見えない敵との戦いの中にあります。世界中がその敵と戦っています。どうぞ主よ、私たち一人一人をあなたの翼の下に置いてください。そしてあなたの守りの中に私たち一人一人を置いてくださいますように。このような時代の中ですが、私たちはあなたから与えられた御言葉を握りしめて戦い続けることができますように。私たち一人一人の上に、上からの力と助けと守りを置いてくださいますようにお願いいたします。主イエスさまのみ名によって、お祈りいたします。アーメン。
合計 182
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