メッセージ
あなたのみことばは, 私の 足のともしび, 私の 道の 光です.
詩篇 119:105

ヨハネの福音書3:16(むなしさからの解放)

投稿者
tbic
投稿日
2023-05-14 21:59
閲覧数
50
ヨハネの福音書3:16「神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである 。」


1. はじめに。

日本人は昔から「わびさびの心」を持っていると言われています。それはひとことで言うと「人生はむなしい」ということです。私は日本人でもないのに、「わびさびの心」を持って生きてきた人間です。それは「人はだれでも、いつかは死んでしまうんだ。死んで無になってしまうんだ。」という思いから来るものです。

だから、私は何をやっても心の底から絶えず湧き起こってくるような恒常的感動や喜び、充実感がありませんでした。灰色の受験時代をようやく抜け出して大学に入って、「さあこれからバラ色の人生を歩むぞ!」と意気込むのもつかの間、すぐに毎日の授業にあきて落ち込んでしまいました。

砂をかむような神学を学んでやっと牧師試験に合格して「さあこれから牧師(宣教師)として自由気ままに生きるぞ!」と希望に胸をふくらませて来日し、数ヶ月たてば仕事や問題に縛られて身動きがとれなくなってしまいました。そして再び「我慢と忍耐」の長い生活に入ったわけです。

人生とは重い荷を背負って遠い山路を行くがごとし」と言った徳川家康の気持ちが良くわかりました。しかし重い荷を背負って山路を歩き続けたその最後のゴールが「死」であり、「無」であるとすれば、その労苦はなんと無駄なことかと言わざるを得ません。

2. 人は死ねばゴミになる。

元検事総長の伊藤栄樹氏は「人は死ねばゴミになる」という著書を遺してガンで亡くなりました。この本はかなり長い期間ベストセラーになって多くの人々に読まれたそうです。

伊藤氏は、造船疑獄事件やロッキード事件など戦後の大きな刑事事件を手掛け、日本の社会正義のために貢献してきた優秀な検事でした。しかし、あまりの激務のゆえに検事総長になって間もなくガンに冒されて他界されたのです。この本のテーマは「世にあってどんなに貢労を積んでも、人は死んだ後には、肉体は灰になり、魂は消えてなくなってしまうんだ。」ということです。

伊藤氏のように人生を真剣に生き抜いた人を含めた、実に多くの人々が同じようなはかなく、むなしい思いを抱いて、この世を去っていくのではないでしょうか。天下を統一し栄華を極めた豊臣秀吉も「露と落ち露と消えぬるわが身かな、なにわのことは夢のまた夢(つまり露のようにこの世に生れ落ち、露のようにはかなく消えていってしまうこの身であることよ。大阪城で過ごした栄華の日々は、夢の中の夢のようにはかないものだった)。」という辞世の句を残して、むなしく世を去りました。

3. ビジネスマン自殺症候群。

人生のむなしさを常に感じる人々が多い日本には昔から自殺者が多く出ていますが、バブル経済崩壊後いまだに、ビジネスマンの間には自殺者が激増しています。ビジネスの成功を人生の最大の生き甲斐にしてきた人にとっては、そのビジネスが崩れた時に、他に支えるものが何もないのです。最近は孤独死が増えつつありますが、私たちはクリスチャンとして、何とかしなければならないと思います。

電車の中でも車内広告として「聖書の御言葉」をそのまま載せたい気持ちでいっぱいです。それによって、通勤中の皆さんに少しでも心の平安と魂の救いのチャンスが与えられることを願っているからです。

4.本当の生きがいの発見。

私たちの「むなしさ」はどこから来るのでしょうか。それは「死後の世界」「霊の世界」「永遠の世界」に対する正しい認識がないからです。天国や地獄はおとぎ話にすぎないと教えられ、考えてきたからです。しかし今や多くの臨死体験者の証言によって、現世を越える世界が存在することが明らかにされています。国民の半分の近くがクリスチャンであるアメリカや韓国では、私の祖母のように一度天国へ行って帰って来た人は、数多くいるのです。

私たちが聖書をベースにした「死後の世界」「霊の世界」「永遠の世界」に対する正しい知識と明確なビジョンを持ってはじめて、この世に生きている(いや、生かされている)真の意味(価値)が分かってくるのです。本当の生きがいが分かってくるのです。

私たちの今日1日の生活は、明日には消えてしまうものではありません。私たちの一生の生活は、死んだら消えてしまうものではなく、神の国のデータ(いのちの書)には私たちの日々一刻一刻の思いと歩みのすべてが正確に記録されているのです。臨死体験者たちはみな、フラッシュ・バックを体験しています。これは「一瞬のうちにその人の全生涯の記憶が走馬燈のように想い出される」ということです。

だから、私たちクリスチャンは今日という日に生きる意味があります。「今日という日は神の永遠の世界につながっている」からです。私たちが「今日の今という、この瞬間に何を思い、何を行ったかには永遠の重みがある」のです。言い換えれば、「今日という1日は、神の国においては千倍の千日分の意味がある」ということです。

聖書には「私たちが愛をもってした労苦は何一つ無駄になることはない。」と書かれています。(Ⅰコリント15:58)また「飢え渇いている者に水一杯でも飲ませるなら、その報いにもれることはない」と書かれています。神様は私たちの一挙手一投足をすべて見ておられるのです。イエス・キリストを信じて神の永遠の世界に生きる命をいただいた者にとって、「今日の今、どこまで愛という純真な心で、神と交わり、人と交わり、自然と交わっているか」ということが、永遠に意味を持っているのです。

5. イエス・キリストを信じることは人生の最も重要なキーワード。

私たちの人生の最も重要な「ーワード」は何でしょうか。キーワード(KEYWORD)とは、「鍵となる言葉」です。それは「イエス・キリストを信じる」ということです。「イエス・キリストを信じる」ということが「天国の扉を開く鍵となる言葉」です。

聖書は旧約・新約合わせて66巻もある膨大なものです。一生かかっても、これを全部理解できる人は1人もいないと思います。しかし、聖書という膨大な神の御言葉の中にキーワードがあります。このキーワードによって聖書という重い扉が開かれるのです。まさにそれが、今日の御言葉であるヨハネの福音書3章16節です。

神は、実に、そのひとり子をお与えになったほどに、世を愛された。それは御子を信じる者が、ひとりとして滅びることなく、永遠のいのちを持つためである

この御言葉のキーワードは要するに神の御子なる「イエス・キリストを信じる」ということです。「」という言葉は、「」と「」が合体してできています。しかも「」が従で「」が主となっています。だから、人と神の言が主従の関係で結ばれて一体となっていることが、「イエス・キリストを信じる」ということです。

イエス様はこうおっしゃいました。ヨハネの福音書15:5、「わたしはぶどうの木で、あなたがたは枝です。人がわたしにとどまり、わたしもその人の中にとどまっているなら、そういう人は多くの実を結びます。」ヨハネの福音書15:7、「あなたがたがわたしにとどまり、わたしのことばがあなたがたにとどまるなら、何でもあなたがたのほしいものを求めなさい。そうすれば、あなたがたのためにそれがかなえられます。

イエス・キリストを信じる」とは、ぶどうの木(キリスト)にぶどうの枝(人)がつながっているような関係を持つということです。そうすると、木(キリスト)から枝(人)に栄養分(神のいのち、恵み)がどんどん流れ込んで、ぶどうの実がたくさんみのるようになるのです。

それは聖書の言葉(キリストの言葉・神の言葉)を「道であり、真理であり、命である」として、子どものように素直に受け入れ、これを信じつづけることです。聖書の中心テーマであるキリストについての預言、キリストの誕生、キリストの生い立ち、キリストの教え、キリストの愛の御業、キリストの十字架の死、キリストの復活、キリストの昇天、キリストの臨在、キリストの内在、キリストの再臨などを事実として受け入れ、キリストについての諸々の啓示を真理として悟ることです。ここで大切なことは聖書の言葉を単に頭(知性・マインドの次元)に受け入れるだけでなく、心(霊性・スピリットの次元)にまで深く受け入れることです。神の言葉を単に頭で「うん、なるほどね」と理解するだけでなく、心の底から「ああ、確かにそうです!」と納得し、確信することです。

そうすると、その人の内に一大変化が起きてきます。それは「キリストによって全く新しく生まれる」(Ⅱコリント 5:17)という体験です。「聖書を学んだので、以前に比べれば少しはましな人になった」という程度(次元)のことではありません。その程度のことなら、諸々の宗教に入ったり、偉大な人々の伝記や書物を読んだり、道徳や倫理を教えられることによって、いくらでもありうることです。「キリストによって全く新しく生まれる」とは、その人の内に新しく「霊なる人が生まれる」ということです。これを「新生体験」と言います。そうすると、当然にその人の物事の見方、行動のあり方も全く新しくなっていくのです。

なんだ、私はこれまで逆立ちをして手で歩いていたのではないか。だから苦しかったのだ。無理をしてがんばらざるを得なかったのだ。いつも疲れていたのだ。何をしてもむなしかったのだ。だがキリストを信じて、ようやくまともに足で歩けるようになった。足で歩くのはなんと自然で自由なことか。なんと楽しいことか。なんと充実していることか。これまでは何をしても老人のようにむなしかったが、今では何をしても子どものように楽しい。」このように思える(悟る)ようになるのです。

これは、これまで自分中心に生きてきたのが、神中心に生きられるようになるということです。まさに、これは天動説(自己中心)から地動説(神中心)に転換することです。進化論(万物は自然に進化してきている)から創造論(万物は神によって創造されている)に転換することです。

イエス・キリストを信じる」とは、要するに、その人の心に神であるキリストがお住まいになるということです。(Ⅰコリント 3:6)その人の内にキリストによって新しい「霊なる人」「新しい人」「内なる人」(Ⅱコリント 4:16)が生まれるということです。それはその人が新しく生まれた「霊なる人」「新しい人」「内なる人」をとおして、キリストに結ばれてつながっているという状態です。その結果として、キリストの持っているすべてのものを共有して享受できるようになるということです。「永遠の命」はその最も重要な部分ですが、広い意味では、「愛、喜び、平安、力、知恵、寛容、自制、健康、いやし、豊かな繁栄、安全」などのあらゆる神のご性質と恵みが含まれます。

そうすると、ヨハネの福音書7:38「わたしを信じる者は、聖書が言っているとおりに、その人の心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになる。

ヨハネの福音書1:16「私たちはみな、この方の満ち満ちた豊かさの中から、恵みの上にさらに恵みを受けたのである

エペソ人への手紙3:19「神ご自身の満ち満ちたさまにまで、あなたがたが満たされますように
という御言葉を、私たちが現実に体験するようになるのです。

そうすれば「イエス・キリストを信じる」ことによって、イエス・キリストの永遠の命、限りない愛、揺るがない平安、無尽蔵の豊かさ、誤りのない英知、完全な保護などによって満たされ囲まれてくるわけですから、この世の人生の「むなしさ」は、どこかに吹き飛んでしまうのです。それは「きのうも今日もいつまでも永遠に変わることのない生ける神であられるイエス・キリスト」ご自身によって満たされるからです。そうしたら、この世に生きながらも、この世を超越して生かされていることを体験できる存在となります。

だからこそ、愛する皆さん、ヘブル人への手紙13:14、「私たちは、この地上に永遠の都を持っているのではなく、むしろ後に来ようとしている都を求めているのです。

ピリピ人への手紙3:20、「私たちの国籍は天にあります。そこから主イエス・キリストが救い主としておいでになるのを、私たちは待ち望んでいます。

この約束の御言葉をしっかり握りしめ、自分に与えられた人生を歩み続けたいと思います。

・イエス・キリストを信じて「むなしさ」から解放された経験があれば、分かち合いましょう。
合計 112
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レビ記19:1-4(自分の母と父を恐れなければならない)
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