私が出会った主(L.H)

私が出会った主は毎瞬間、私の人生と共にしながら益々私がイエス様に近づいていくように呼んで下さる方であり、些細なことでも私に答え、小さな私の努力も意味あることに変えて下さる方です。幼い時に出会ったイエス様は「イエス様、こうなってほしいです。」と言う、とても些細な私の祈りにも、すぐ答えて下さって、この経験を通して「イエス様が本当にいらっしゃる」ということを感じました。それで、もっと祈るようになり、御言葉に近づけるようにして下さいました。

私は、ただ一人で静かに信仰生活をして来た方だから、ただ私がしたことは日曜日（主日）に礼拝を守ること、毎日短くても祈ること、デボーションすることだけをして来ました。しかし、このすべてを熱心に集中してやるより、義務的に習慣的にやる時もたくさんあったのですが、やり続けたらいつの間にか自分が悩んでいたこと、自分が祈っていたことが、御言葉を通して、また賛美を通して出て来た時、ビックリしたり、不思議で感謝したこともあります。幼い時のように、すぐ答えられないのですが、その過程を通して本当に主と深く疎通しているという感じを受けています。このプロセスを通して、主は私の小さな努力と不誠実さでも真実に答えて下さり、私たちが主に出て来ることを切に願い、喜んで迎えて下さる方であることを感じます。

一昨年末頃、家庭に良くないことが起きて本当に大変でした。祈りもよくできなくて、祈っても主に恨みを抱き、不平不満をたくさん言いました。なぜ、こんなことを私に許したのか、主の愛を疑ったり、自信も結構落ちました。ある日の夜、あまりにも大変で主に本当に私を愛しているのか、と不満を言いながら祈っていたら、急に「わたしがあなたを愛しているよ。本当に愛している。」という思いが浮かび続けました。その心を持った途端に涙がこぼれて、すぐ心がスッキリして清々しくなり、平安を感じました。状況は、なお変わらなかったのですが、その愛を確信したら、状況を乗り越える主の平安が私を覆うのを経験して、それでその後の状況を主が与えて下さった力と愛によって充分に乗り越えられました。

こういうふうに主は、ある瞬間から私の人生に深く入り込み、私の心を慰め強くして下さる方です。今までの信仰は、あまりにも当然で慣れていたから、主の愛を頭だけで理解して来た気がします。しかし、主が私をもっと深く出会ってくださり、語ってくださることを通して主を信じること、主に出会うことが本当に感謝であり、喜びであることを切実に悟りました。

今もなお、御言葉が難しく感じる時もあり、礼拝にすべての心を注がない時もあって、この不誠実な信仰がもっと成熟する必要がありますが、最近は主を知って行って御言葉を聞く時間が本当に面白く、期待しています。

詩篇27:4に、「一つのことを私は主に願った。それを私は求めている。私のいのちの日の限り主の家に住むことを。主の麗しさに目を注ぎその宮で思いを巡らすために。」この御言葉のように、私たちの一生の中で主に出会い、疎通して、主をもっと賛美する人生となりますように、また主だけで充分であり、喜びと平安を感じる人生となりますように祈ります。